かつては定番の婚活方法であったお見合いですが、昨今は昔ながらのお見合いをする方が大幅に減少しています。
現代でも昔ながらのお見合いをする方の事例や、変化している現在のお見合いスタイルをまとめました。
従来のお見合いは仲人を立てて最初から親同席で食事を行うスタイルが一般的でした。
現在でも昔ながらのお見合いスタイルを選ぶ方は、親が率先してお見合いをセッティングしている方が多いですが、最初から親同席という形は少なくなっています。
現在は若者をはじめ、30代・40代の方も親同席を嫌がるケースが多く、片方が積極的であっても双方の親が出席するお見合いだと応じてくれる人が非常に少ないです。
こうした影響からお見合いは2人きり。もしくは結婚相談所のスタッフが同席する程度の小規模なものが主流に変わってきました。
現在、行われているお見合いは以下のスタイルが多いです。
昔ながらのお見合いの形が残っている形は結婚相談所などで行われる簡易的なお見合いです。
こうしたお見合いは、この先食事デートなどへ発展する前の顔合わせや、人見知りの方でも担当者のサポートを通じて仲良くなることを目的に行われています。
このほか、昨今はお見合いパーティーと呼ばれるイベントが全国各地で行われていますが、こちらは一般的な婚活パーティーやカップリングパーティーと同じです。
単純に呼び方が違うだけなので、お見合いと婚活パーティーを違う定義として捉えるのであれば、お見合いとお見合いパーティーは全くの別物になります。
経営者や政治家など一部の世界では昔ながらのお見合いが未だに根付いています。
一般ではなく上流階級の人に限定され、自分の子供にはそれなりの環境で育った人と結婚して欲しいといった親の想いが関係しています。
結婚相談所を通じてマッチングすることもあれば、元々は親同士は知り合いで子供同士をお見合いという形で出会わせるケースも多く見られます。
とはいえ、こうしたケースでもお見合いの需要は一昔前に比べて大幅に低下しています。
皇族である秋篠宮眞子様は大学で知り合った小室圭さんと出会って婚約したのは有名な話で、身分を問わず自由な恋愛をするのが時代の流れです。
お見合いは、親が相手の育ちや親を見極めたいという想いのほか、普通に恋愛するのは困難な理由で強引に親がセッティングするケースが増えています。
なかには、本人は結婚願望を全く持っていないことを理由に、親が後戻りをさせにくい環境を作るために、両家の親や仲人を立てたお見合いをセッティングする事例もあるようです。